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日酸TANAKA株式会社 長野工場は、2025年7月8日(水)から7月9日(木)の2日間、地域貢献活動の一環として職場体験学習の受け入れを昨年に引き続き実施しました。
職場体験学習には、千曲市立埴生中学校2年生の生徒5名が参加。 今回は多岐にわたるプログラムを通じて、製造の現場だけでなく、設計や物流といったモノづくりの全体の流れに触れていただきました。
初日は長野工場見学や出荷現場の見学からスタート。 製品や設備の説明に、生徒たちは時折うなずきながら耳を傾けていました。 溶断のデモンストレーションでは、遮光眼鏡をつけ、火花が散る様子を真剣なまなざしで見つめる場面も。 ロジスティクスセンター、当社関連会社である株式会社ハイテックの見学も行い、製品のさまざまな工程を実際にを学んでいただきました。
2日目は、実際の現場作業や設計工程を体験してもらうプログラムを実施しました。 A班は部品を出庫し、小分けして袋詰めする作業や火口の組立など、製造現場の実践的な体験に挑戦。 一方、B班は設計ソフト(CAD)を使って製図を行い、自分たちの描いたデータが3Dプリンタで形になる工程に取り組みました。
当社は次世代にモノづくりの魅力を伝えるとともに、将来を考えるきっかけを提供できるよう、 今後も地域との連携を通じた取り組みを継続してまいります。
遮光眼鏡をつけて溶断見学
部品を探しながら出庫体験
火口の製品構造を理解
資材を1つずつ丁寧に小分け
3DCADを使って自分の設計を形に
3Dプリンタで出力された完成品